「すずほっくり」は優等生の生徒会長タイプのお芋!
収量、貯蔵性にも優れ、農家さんにとっても嬉しいお芋「すずほっくり」に迫ります!
すずほっくりとは?
2019年に品種登録された比較的新しい品種。
名前の通り、ほっくりとした安心感のある食感が特徴です。
「すず」は、芋がすずなりになるようすから付けられました。
すずほっくりのここが好き!
愛すべきポイントは「ちょうどいい加減」。
見た目・味・大きさ、全てにおいて“ちょうどいい”んです!
まず、見た目。
端正な顔立ちで芋らしい紡錘形。
色も発色がよく、加熱すると王道の鮮やかな黄色が顔をのぞかせます。
次に味。
焼き芋にしたものを一口かじると、甘い、という印象はさほどない。
目を閉じてじっくり味わうと、ほんのりとした芋らしい土の香りが漂い、
その後にじんわりと素朴な甘みが広がります。
甘すぎず、さっぱりしすぎず、程よい食味でした。
そして、大きさ。
一般的なさつまいもと比べて、一回りほど小さい印象を受けます。
小ぶりなほうが、家庭で食べるには加熱しやすくてちょうどいいですよね。
私は握力がないので、生芋を包丁でカットするのがちょっぴり苦手なのですが(笑)
「すずほっくり」のサイズだと安心して切れます!ありがたい!
そして、見た目・味・大きさ、全てにおいて及第点の優等生ですが、
実は、農家さんにとっても嬉しいお芋なんです!
小ぶりな分、すずなりにたくさん収穫でき、そして貯蔵もしやすい特性なんだとか。
もはや欠点が見つかりません!
個性が光る品種がデビューする中で、ちょうどいい安心感。
不思議と心の緊張が解けていくような「ほっこり(ほっくり)感」があるため、
私は、仕事や試験など大事な日に食べたいです♡
主な産地
2019年にデビュー後、茨城県や熊本県を中心に栽培が広がっています。
鹿児島県では、南九州市などでも栽培されています。
おススメの食べ方
型崩れしにくい「すずほっくり」。料理に使用するのがおすすめ!
私は ①さつまいもステーキ ②さつまいもごはん でいただきました♪
①さつまいもステーキ
1,「すずほっくり」の焼き芋を輪切りにする。
2,フライパンで両面に焼き目を付けたら、お好みのステーキソースをかけて完成!
※時間がないときは、生芋を輪切りにして焼いても美味しいです!
こってり香ばしいしステーキソースと、素朴な甘みの「すずほっくり」は相性◎
最後に塩コショウやスパイスをかけると、よりステーキ感が増します。BBQにもおすすめ♪
②さつまいもごはん
- 米を研ぎ、炊飯器に水と「すずほっくり」の角切り、塩昆布を適量入れて炊けば完成!
小さく角切りにしても、型崩れしにくく、しっかりと食べ応えがありました!
そして、素朴な甘みのごはんに塩昆布を足すと、塩味とお出汁で味が引き締まりましたよ♪
角切りも力がいる作業ですが、小ぶりの「すずほっくり」なら比較的楽にカットでき、
改めて、「すずほっくり」の優等生ぶりを感じることができました。
好きなだけお芋を入れてゴロゴロ食感を楽しみたいです♪
まとめ
近年、様々な品種が発表され、さつまいも界も多様化が進む中、
正直、「どの芋を食べたらいいか分からない」という方も多いのでは?
そんな方には、安定感抜群の「すずほっくり」をぜひ味わっていただきたいです!
見た目・味・大きさ・・・すべてにおいて、みなさんに好かれる努力をして待っていてくれるはずです♡
そんな「すずほっくり」、かごしまぐるりでも販売中♪
ぜひご覧ください♪
鹿児島のさつまいも特集ページはこちら🍠
ライター:かごしまぐるり さつまいも部長🍠 鳥越佳那