焼酎ツーリズムにおでかけ♪

イベント

こんにちは!かごしまぐるり営業・広報の森です。

今回は先日お出かけしてきたイベントについてお話しします♪

2024年2月11日(日)「焼酎ツーリズムかごしま2024」へ行ってきました。

こちらのイベントはいちき串木野市・日置市の9つの焼酎蔵を

1日かけて自由にバスで巡ることができるイベントです。


鹿児島は芋焼酎の産地として有名ですが、1日でこんなに多くの焼酎蔵を巡れるイベントは珍しい!

この日は全国、何と海外からも!全部で220名の方が参加していたそうです。(すご!)


この日私はどんな感じで巡ったのか、お伝えしますね。

朝10時 JR市来駅で受付!

優しいスタッフのみなさんに迎えられ、

まずは参加者がもらえるサコッシュと缶バッジ、焼酎グラスを選びました。


早速バスに乗り込む。
貰ったマップが見やすい上にとっても可愛かったです。


ツアーバスでまずは濱田酒造 伝兵衛蔵バス停に降り立ちました。


最初に伝兵衛蔵から歩いて3分、

向かったのは「大和桜酒造株式会社」。

思わぬ雨に降られて蔵に入ると、モクモクと素敵な湯気がお出迎え。

焼酎を事前に割ったものを、蒸し器で温めた「蒸し燗」を試飲させていただきました。


冷えた体に沁みる~。

そして杜氏ご本人による蔵見学ツアーも!

世界的に有名なノーマというレストランで大和桜の焼酎が提供されたというお話や、

実はサラミがお湯割りに合うというお話。

時期になると当時の若松さんは3時間半芋を洗っているなどなど、


参加者みんな話や焼酎に夢中で気が付けば1時間以上……。

最後は杜氏の若松さんに

ネットフリックスの「タコスのすべて」をオススメしてもらい、見たくなりました。

次に訪れたのは「若松酒造株式会社」。


こちらでも「寒かったでしょう」とお湯割りをいただきました。

おいしい!


若松酒造は1719年に誕生した県内で一番古い蔵で、

「薩摩一」という商品が、全国で紙パックの容器に入ってよく販売されている。

若松酒造の目の前の道路は昔は街道筋だったので、江戸時代の人も立ち寄って飲んでいたのではないか、

というお話をお湯割り片手にお聞きしました。


歴史を知ってから飲む焼酎はまた格別でした。

さて夢中になっていると時間はあっという間にお昼。

一度ご飯を食べることにしました。


若松酒造から歩いて5分。市来えびす食堂へ行きました。

お昼時ということもあり7組待ちでした。


待っている間、イベント限定の缶バッジとサコッシュを改めて眺めてみました。

マップと焼酎グラスがすっぽりシンデレラフィットするサコッシュ。

杜氏さんが着けている前掛けのようなデザイン。

色や柄が一つ一つ異なっていて

世界に一つだけの自分のサコッシュだという実感があり愛着がわきました。


缶バッジとの相性もバッチリ!


いちき串木野市の亀﨑染工さんが作ったそうです。


かごしまぐるりでも亀﨑染工さんはお世話になっているので、

イベントで出会えて一層うれしかったです。

可愛い。

<亀崎染工>のご紹介|かごしまぐるり
大漁旗をはじめ、五月の武者のぼりや法被・袢纏・旗・幕など印染製品を皆様にご納得頂ける商品づくりを行っております。代々伝承されている印染めの質の高い技法と、その時々を反映させて優れた意匠が多くの方に喜んで頂いております。これからも伝統に 磨きをかけ、技術力向上と商品づくりに取り組みます。

待つこと30分。

食券を購入して海鮮丼が登場です。

エビがぷりぷり甘くて最高でした。


昼食を食べていたら、時間はもう13時!

えびす食堂から歩いて10分、今度は「有限会社白石酒造」へやってきました。

「天狗櫻」という銘柄でおなじみですが、蔵には至る所に天狗がいました。

看板にも、

壁にも、

蔵の上の方にも!

どの天狗もカッコいい!




まずは4種類の焼酎を試飲させていただきました。

すべて使っている芋が違うそう。

しかも芋は自分たちで育てているんですって!

左から紅芋をブレンドした焼酎、ジョイホワイトを使用した焼酎、

南果という名前のオレンジ系の芋をブレンドした焼酎に天狗櫻。

それぞれ焼酎の味わいが異なって、どれも美味しかったです。

蔵見学では実際に杜氏が行っている仕事も体験させていただきました。

甕が深くて混ぜるのも一苦労。

美味しい焼酎を作るためには体力が必要不可欠なんだろうな、と感じました。

ちなみに写真の甕に入っているのは南果の焼酎が入っていました。

鮮やかなオレンジが綺麗!


気が付けば14時!

今度は歩いて5分、「濵田酒造株式会社 伝兵衛蔵」へやってきました。

広い蔵の中では、優しく皆さんが案内してくださいました。

蔵の中ではクイズラリーも行われていて、途中で焼酎に関するクイズを解きながら進みました。

案内してくださった方が絶妙なヒントをくれたりもしてかなり楽しかったです。


クイズに参加したら抽選で焼酎が当たるみたいなので楽しみです♪


さて、今度はバスに乗って田崎酒造に向かおう!

と伝兵衛蔵に停まっていたバスに乗ったところ……


間違えて反対方向の濵田酒造金山蔵行のバスに乗っていました!

今回の焼酎ツーリズム。

金山蔵と小正醸造の嘉之助蒸留所は、

見学するのに個人で事前の予約が必要でした。

私は予約もしていないのに金山蔵にやってきてしまったのです。

困りました。


バスを降りて途方に暮れていた私に金山蔵のスタッフの方が声をかけてくださりました。

本当は予約が必要なのですが、

「ちょうど見学のトロッコに座る席が2席空いているのでどうぞ」

とのこと。

何というお優しさ。そしてボーっとしていた自分への反省の気持ち。

申し訳なかったです、ありがとうございます。


「もうトロッコが出ますので走って!」

と言われ、走って見学のトロッコへ。

急に冒険物語が始まったような気持ちになりワクワク。


初めて乗るトロッコに乗り、地下へ向けて700m移動しました。

昔の人はここで金を採掘していたそうです。

ここは一定の湿度、温度を保てることから

焼酎造りや焼酎を寝かせるのにも最適な環境なんだそう。

金山蔵、あまりに広く驚きました。


自分でメッセージを書いた焼酎を

何年か金山蔵で熟成させてくれるサービスもありました。


実際に寝かせている焼酎も見学させてもらいましたが、

20歳になったら飲もう!とか、何年後にまたこのメンバーで集まって飲もう!とか

すてきなメッセージがたくさん書いてあり、ロマンを感じました。素敵。

金山蔵を見終えると、時間はもう夕方に。


すべての蔵を見学する勢いで臨みましたが、

今回は5つの蔵を見学してフィニッシュとなりました。

来年も絶対に行きたくなりました。まだいけていない蔵元をリベンジしたいです。




焼酎ツーリズムの翌日にもイベントがありました。

その名も「そつのんごろカレッジ」。

濵田酒造の伝兵衛蔵で終日行われました。


焼酎に関わる今の事象を知り・学び・理解するために行われたイベントで、

屋外のマルシェエリアでは美味しいものを食べ、屋内のカレッジエリアでは焼酎への理解を深め、

頭もお腹も、心も一杯になるようなイベントでした。




こちらのイベントでは

私が以前ミス薩摩焼酎という活動をしていた縁もあり、司会をさせていただきました。

(ありがたいかぎり)

屋内では4つの焼酎やツーリズムにまつわるトークセッションが行われ、


屋外では昼に来場者みんなで乾杯もしました!

私も友人と乾杯しましたよ。昼から飲めるって贅沢ですよね。

会場では様々な焼酎を味わえました。

私がこの写真で飲んでいるのは濱田酒造の「CHILL GREEN」。

炭酸割で飲んだら、ラムネのような風味で美味しかったです。


会場内で一番最後に行われたのは、蔵元のみなさんによるトークセッション。

90分ほどにもわたるトークショーでしたが

今回の焼酎ツーリズムについてや、これからの焼酎についてなどで大盛り上がり。


来場者からもたくさんの質問があり、

来年やこれからに向けてみんなで夢が広がる時間となりました。


会場では

議論の内容や提案を、絵や図形などのグラフィックを用いてリアルタイムにまとめる

グラフィックレコーディングも行われ、

非常にわかりやすく各トークの内容が視覚的にまとめられていました。(きれい)


こうして焼酎愛にあふれた週末はあっという間に過ぎていきました。

週明けは

そつのんごろカレッジの会場で購入したスコーンを食べながら余韻を楽しみましたよ。


また来年も行きたいな~。

楽しかったので皆さんもぜひ!


SHOCHU TOURISM kagoshima 2024 | 鹿児島の焼酎蔵と、蔵のある地域を満喫するツーリズム。
2023年2月に産声を上げでスタートした焼酎ツーリズムかごしま、2024年も開催が決定いたしました!!また新たなお気に入りとの出逢いがあなたを待っています。詳細については今後、webやSNSで随時更新していきます。乞うご期待ください!
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