日本最古の米🌾赤米

野菜

皆さんは「赤米(あかまい)」という米をご存知ですか?
実は、私たちが普段食べることが多い白米は赤米が突然変異したものなのです!
今回は、名前の通り稲も米も赤色な「赤米」についてご紹介いたします。

赤米って何?

赤米」とは、「古代米」と呼ばれる稲の一種です。
野性の稲のほとんど赤米であったと言われ、日本で初めて栽培された稲とも言われています。

ポリフェノール、たんぱく質、カルシウム、マグネシウムなど、高い栄養価を含んでいます。

また、野生に近い赤米は病害虫や気候の変化などの環境変化に強く、日当たりが悪い田んぼでも丈夫に育ちます。農業を経験したことのない一般の人でもベランダで育てることが可能なほど、簡単に育てられる植物です。

種子島で生産!希少な赤米

現在、日本には在来品種とみなされる赤米はたったの4つです。

  • 武蔵国分寺種赤米稲(東京都)
  • 総社種赤米稲(山口県)
  • 対馬種赤米稲(長崎県)
  • 種子島種赤米稲(鹿児島県)

鹿児島県では県内にある有人離島の中で最も東に位置する種子島で宝満神社由来の種子島種赤米稲の生産をしています。

宝満神社とは、宝満大明神として古くから親しまれ、毎年4月に赤米の苗を神田に植えて豊作を祈願する農耕行事「種子島宝満神社の御田植祭」が行われます。

また、種子島には「たねがしま赤米館」があり、赤米の販売や赤米にまつわる民俗行事や地域の稲作などについて学ぶことができます。

食紅を使わない!赤米でつくる桜餅

【赤米でつくる桜餅の作り方】
[材料]
・赤米 50g
・もち米 150g
・水 200ml
・★ゆで小豆 270g
・★砂糖 大さじ7
・★塩 少々
・★水 大さじ3
・桜の葉の塩漬け 12枚
・桜の花の塩漬け 12個

[準備]
桜の葉と花の塩漬けは水に浸して塩抜きします。

赤米ともち米を合わせて洗い、30分ほど吸収させてから分量の水を加えて炊きます。
鍋にを入れ、中火にかけ、沸騰したら弱火にし、豆をつぶすように10分ほど練ります。
❸②を冷まし、12等分にして丸めます。
❹①が炊きあがったら耐熱皿に入れ、めん棒などで粗くつきます。
手を水でぬらしながらを包み、桜の葉を巻き、桜の花を乗せたら完成です♪

食紅を使わなくても赤米のおかげでほんのりピンクがかわいい桜餅ができます。
この機会に是非試してみてくださいね!


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