「知覧茶」は鹿児島の名産品

お茶

寒くなってきた今日この頃、ホッとひと息、温かいお茶など最高ですよね!
今回は全国的に高い評価を得ている、
鹿児島名産の茶「知覧茶」をご紹介します!

知覧茶とは

鹿児島県南九州市で作られるお茶で、
元々は「知覧茶」「頴娃茶」「川辺茶」と3つの地域に分かれ、呼ばれ方もそれぞれ異なっていました。
その後、市町村が合併をし南九州市が発足し、2017年に「知覧茶」に統一されました。

歴史

知覧茶の歴史は古く約800年前の鎌倉時代までさかのぼります。
鹿児島県に逃げてきた平家の落人が山間部でお茶を栽培したのが始まりとされています。
その後、本格的な栽培は明治五年頃からといわれています。
また郷土史をさかのぼると、知覧茶が1872年、頴娃茶が1836年、川辺茶が1659年からと記録されています。

南九州市は日本一の収穫量

鹿児島県は年間を通して暖かく、火山灰が蓄積した大地が緑茶の生産に適しています。
知覧は市町村別で日本一茶葉が採れる地域です。

知覧茶の味

特徴

知覧茶の味は、透き通った上品なさわやかな香りと強い甘味、そしてまろやかな旨味がちょうどよく合わさった味です。
緑茶が苦手な方でも、品種によっては渋味や苦味が少ない為、
飲みやすい緑茶となっています。
また、水出しでも香りや甘味、旨味をしっかりと味わうことができると評判です。

種類

一般的にお茶といえば8割ほどが、やぶきたという品種ですが、
知覧茶は、さえみどり、ゆたかみどり、などさまざまな品種が栽培されているのが特徴的です。

さえみどり

やぶきた種とあさつゆ種をかけあわせて生まれました。
濃厚な旨味の『やぶきた』とふくよかな旨味の『あさつゆ』を見事に受け継いでおり、今や知覧茶を代表する品種です。
濃い緑色が特徴的で日本茶らしい甘味や、上品な香りが人気となっています。生産量が少なく知覧茶の中では7%ほどの栽培量しかありません。
ケルセチンという成分を含んでおり、血糖値を下げる効果や、血液をサラサラにする働きが期待されています。

ゆたかみどり

濃緑な色合いと、やさしい甘味とまろやかでコクが強い味わいです。
ゆかたみどりは寒さに弱いためほとんどが鹿児島県のみで生産されており、
知覧茶の4割以上がゆたかみどりです。
エピガロカテキンという成分が含まれており、免疫力を高める効果が期待されます。

やぶきた

先ほどもお話ししたやぶきたですが、日本で最も多く栽培されており、日本茶を代表する品種です。
澄んだ黄緑色で、優雅な香りに渋味とうま味のバランスの良さでたくさんの人に愛されています。

日本を代表する知覧茶

鹿児島県を代表するお茶「知覧茶」
知覧茶には今回ご紹介した以外にも、まだまだたくさんの品種があります。
これからの寒い冬に温かい日本のお茶「知覧茶」をぜひお楽しみください!


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