近年の焼き芋ブームの火付け役「べにはるか」をご存じの方も多いのでは?
芋好きの私が推す!「べにはるか」の魅力をシェアしていきます♪
べにはるかとは?
2010年に品種登録されてから、スイーツ系のさつまいもとして人気になり
最近の焼き芋ブームを盛り上げてくれたヒロインです。
「九州121号」×「春こがね」の掛け合わせでつくられた品種で、見た目や味が優れています。
他のさつまいもより“はるか”に美味しいことから「べにはるか」と名付けられました。
べにはるかのここが好き!
「幸福感MAXな甘み」
他のおいもには真似できないような、じっとりとした甘みが好きです♡
焼き芋にすると甘みが増し、糖度が50~60度に達するものもあるため、
落ち込んだ日は、「べにはるか」になぐさめてもらうことも(笑)
焼き上がるまでの、ほわんっと立ち上る香ばしいおいもの香りも好き♡
夜、アロマを焚くようにおいもを焼くと、よく眠れる気がします♪
すごイモ!な話
🍠実は・・・
鹿児島県鹿屋市などで、べにはるかの“試験栽培”が行われたんです!
全国の試験場の中でも、鹿児島の土で良い芋が育ったことから、その後、県の奨励品種になり普及していきました。
大隅半島特有のシラスと呼ばれる火山灰土や黒ぼく土の水はけのよさなどが、さつまいもに合っていたのかもしれません。
余談ですが、私も以前、鹿屋市の畑を借りてべにはるかを育てました。
すると、今まで見たこともない1.5kg超えの“マグナムべにはるか”に!
それだけ、土の栄養が豊富だったのでしょうか・・・(笑)
産地とブランド
九州や茨城県、千葉県で多く栽培されています。
順位 | 都道府県 | 作付面積(ha) |
1位 | 茨城県 | 3,376.6 |
2位 | 千葉県 | 1,436.2 |
3位 | 鹿児島県 | 606.0 |
4位 | 熊本県 | 362.0 |
5位 | 大分県 | 343.2 |
中には、地域やJA、企業などが独自に名前を付けてブランド化しているものもあります。
鹿児島県では、「かのや紅はるか」「えい太くん」など、聞いたことがある方も多いかもしれません。全国のブランドを食べ比べすると、一口食べたときにジュワっと溢れる蜜の甘みが違うように感じ、インパクトの強さに個性があらわれているようでした。
同じ品種でも、土や生産者によって味が異なるのも魅力のひとつ!
お気に入りの生産者やブランドを見つけるともっと“おいもライフ”が楽しくなるかも!?
私はこうやって食べる
べにはるかは、やっぱり「焼き芋」が好き!
甘さを引き出すには「低温で長く焼く」ことがポイント。オーブンだと大体160℃で60分ほど焼くといいのですが・・・
私は60分も待っていられないので、専用の焼き芋機を購入し、40分に短縮しました!(笑)
待てない方は、炊飯器や圧力鍋でふかしいもにしても十分おいしいですよ♪
焼き芋は冷凍保存して、おやつや料理に使っています。
中でもおススメはカレーのトッピング!
最後に焼き芋の輪切りを添えるだけで、スパイスの刺激をちょっぴりマイルドにしてくれました!
辛さの調節にも使えるなんて、べにはるか、いい仕事してくれますね♡
まとめ
幸福感MAXな甘さが魅力の「べにはるか」は、さつまいも界のアイドル♡
凹んでいるときも、甘みの強さで励ましてくれるはずです♪
焼き芋のほわっとした甘い香り包まれながら、あなたも“はるか”に幸せなひとときを・・・。
そんな魅力たっぷりのべにはるか、かごしまぐるりでも販売中♪
ぜひご覧ください♪
鹿児島のさつまいも特集ページはこちら🍠
ライター:かごしまぐるり さつまいも部長🍠 鳥越佳那