鹿児島の郷土料理「さつま揚げ」

名産品

鹿児島を代表する郷土料理の「さつま揚げ」
鹿児県内ではつけ揚げと呼ばれ、バリエーションが豊かで愛されています。
今回は子どもから大人までみんな大好き「さつま揚げ」をクローズアップしていきます!

さつま揚げの歴史

原点は琉球

「さつま揚げ」は今や鹿児島の郷土料理ですが、元々は琉球から伝わったとされています。
約170年前の1846年頃、油で揚げる調理法が一般的ではなかった時代に、琉球ではすでに中国から油で揚げる手法が伝わっていました。
琉球では魚のすり身を揚げた料理をチキアギと呼んでいました。
このチキアギが薩摩藩に伝わった時に、訛って「つけ揚げ」として鹿児島に広まりました。
その後、全国に広がると同時に薩摩のつけ揚げから「さつま揚げ」と呼ばれるようになったといわれています。

さつま揚げの味

ワサビと醤油と一緒に並べられたさつま揚げ

魚介類が原料

鹿児島県のさつま揚げは鹿児島近海で獲れるトビウオや、アジ、イワシ、サバなど2種類以上の魚を組み合わせてすり身にし、豆腐やさつま芋のデンプンと鹿児島の地酒を混ぜて作ります。

鹿児島のさつま揚げは甘め

さつま揚げには様々な種類のものが販売されており、魚のすり身と一緒に野菜、タコなどが練り込んであるものや、中にチーズやレンコンが入っているものなどバリエーション豊かです。
また、鹿児島県のさつま揚げは他県のものより甘く作られており、子供のおやつとしても人気があります。

ネギが盛られたさつま揚げ

おすすめの食べ方はマヨネーズ!

さつま揚げはそのままでもとっても美味しいですが、一手間加えるとまた違った味を楽しめます!
オーブントースターで焼いたり、醤油など調味料を付け加えてもとっても美味しいです。
特におすすめなのがマヨネーズです!甘めのさつま揚げにマヨネーズのコクが合わさり、やみつきになります!

味噌おでんとさつま揚げ

アレンジは無限大

そのまま出すだけで食卓の一品として活躍し、おやつから、おつまみにもなる万能な「さつま揚げ」
料理としてもおでんに入れたり、こんにゃくと炒めたり、何にでも合うのでアレンジは無限大です。
鹿児島の郷土料理「さつま揚げ」ぜひお楽しみください!


かごしまぐるりでは鹿児島県の特産物を取り扱っております!
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古来さつま揚げ詰め合わせ/と-KO5N - 長吉屋(松野下蒲鉾) 【かごしまぐるり】
古来のさつま揚げは、枕崎漁港で水揚げされる豊富な魚種を取り入れ、魚の風味を活かした自家製すり身を白身魚のすり身にブレンドし、地酒と豆腐を混ぜ込み一番搾りの菜種油で揚げる昔から変わらぬ南薩摩独自の味わいのさつま揚げです。地元で愛される味わいは贈り物にも最適。ぜひお楽しみください。
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