鹿児島県の離島である「屋久島」
日本で初めて世界文化遺産に登録され、ジブリ映画に出てくる森のイメージになったと言われています。
今回は自然あふれる島「屋久島」魅力をお伝えします！
屋久島とは
大きさ
「屋久島」は鹿児島本土よ南南西約60kmに位置する島です。
大きさは周囲130kmで、面積は約500㎢で鹿児島県の離島の中で奄美大島に次いで2番目に大きな島です。
行き方
鹿児島から屋久島に行くには、飛行機、高速船、フェリーの3パターンがあります。
飛行機
飛行機の最大の魅力は、一番早く着くことです。
鹿児島空港から40分ほどで到着します。
また、鹿児島空港から、フェリーや高速船乗り場までは少し距離があるため、一番時間短縮ができる移動手段です。
デメリットは、料金が高めなこと、そして時期によっては満席になり予約が取りづらいので、飛行機で行く際は早めの予約をおすすめします。
フェリー
フェリーの魅力は、3つ中では一番料金が安いこと、そして非日常な船上での時間を味わえることです。
フェリーは2隻あり、朝発か夜発かにより船上で過ごす時間が変わってきます。
朝発の場合ですと4時間ほどで着き、夜発だと13時間ほどかかります。
また、朝発の場合ですと、鹿児島県外から飛行機で来る方は間に合わないため、
鹿児島本土で一泊する必要があります。
鹿児島本土を観光しつつ、のんびりと旅がしたい方にはオススメな移動方法となっています。
高速船トッピー
高速船は大きな欠点もなく、約2時間ほどで到着し、利用しやすい交通手段となっています。
屋久島には2つの港があり、周辺に宿が多いのですが、どちらの港にも便が出ている為、港から宿の行き来がしやすくなっています。
屋久島の魅力
白谷雲水峡
日本の貴重な苔の森と知られる、白谷雲水峡。
ジブリで登場する森のイメージとなったと言われています。
見どころは、石や木など全てが苔に覆われた景色と、幻想的な雰囲気が魅力的です。
縄文杉
樹齢4000年と推定されている、太古の植物、縄文杉。
見た方全てがその大きさ、そして樹木の生命力に圧巻されます。
トロッコ道
縄文杉に向かう途中に山道に現れるトロッコ道。
日本最後の森林鉄道として知られています。
人工物と自然が融合した景色はとても神秘的で目を奪われます。
ウィルソン株
ハートの形で有名なウィルソン株。
切り株の中から上を覗くと、屋久島の木々がハートの形に映し出されます。
こちらもトロッコ道と同様に、縄文杉に向かう途中で見ることができます。
ハート株という名前でも良さそうなこの切り株は、最初に発見した植物学者ウィルソン博士からこの名前が付けられました。
その他にも
その他にも、屋久島には魅力がいっぱいあり、島を一周するだけでもシカや猿などの野生動物を見かけたり、美味しいご飯など山に入らずとも楽しめる場所はたくさんあります。
屋久島旅行での注意点
こんな魅力いっぱいの屋久島ですが旅行には少し注意が必要なことがあります。
移動手段
屋久島での移動手段として、バス、タクシー、レンタカーがあります。
自転車、バイクなどもあるのですが、屋久島は天気が変わりやすくおすすめできません。
バス
時刻表さえしっかりと理解することができれば一番安くて楽です。
ただ宿によってはバス停が遠い場合があるので注意が必要です。
タクシー
バスがない時間や、登山時に入口と出口が違う時などに重宝します。
デメリットとしては、屋久島のタクシーは予約をしないとすぐに乗れないので注意が必要です。
レンタカー
車が運転できる方限定ですが、一番のおすすめはレンタカーです。
時間を気にせず移動でき、島内一周などもできるため機動性は抜群です。
デメリットとして、早めに予約をしないと埋まってしまうので注意が必要です。
観光
白谷雲水峡や縄文杉など、森の中の観光には注意が必要です。
有名な観光地のため、目的地ギリギリまで車やバスで行けると思ってる方がたまにいるのですが、白谷雲水峡までは徒歩で約3時間、縄文杉に関しては往復10時間ほどかかります。
道の各所は本格的な登山道となっているため、サンダルなどでは厳しいです。
森の中の観光を目的としている方は、前もって入念なスケジュールと服装の準備をしましょう。
最後に
太古の自然が残る島「屋久島」
自然が作り出す神秘的な景色、そして生命力を感じてみてはいかがでしょうか？
屋久島にお出かけになった際はぜひ参考にしてみてください♪
