鹿児島のガラス工芸品「薩摩切子」

かごしまの観光

薩摩切子は、日本の鹿児島県を中心に発展した伝統的なガラス工芸品で、
その美しいカット技法と繊細な色彩が特徴的です。
薩摩切子の歴史や魅力をご紹介します!

伝統的なガラス工芸品

薩摩切子(さつまきりこ)は、日本の伝統的なガラス工芸品で、鹿児島県を中心に発展しました。
江戸時代後期に始まり、その独特なカット技法や繊細な色彩が特徴です。
薩摩切子は、色ガラスの層を重ね合わせ、それを緻密にカットすることで美しい模様や立体感を表現します。
一つ一つ手作業で作られるため、熟練した職人の技が求められる工芸品であり、高い芸術性と価値があります。
また、薩摩切子はお酒を飲むためのグラスや酒器としても使われており、
その美しさから贈り物やコレクションの対象とされています!

薩摩切子の歴史は江戸時代後期ごろから

薩摩切子の歴史は、江戸時代後期の文政年間(1818年 – 1830年)にさかのぼります。
薩摩藩の藩主・島津斉彬が、藩の産業振興策の一環として、ガラス工芸の技術導入を決定しました。
その後、ガラス工芸職人が薩摩藩に招かれ、
ガラス製品の生産が開始されたのが始まりとなっています。

初期の薩摩切子は、欧州のガラス技術の影響を受けていましたが、
次第に独自の技法が確立されました。
江戸時代末期から明治時代にかけて、薩摩切子は全国的に知られるようになりました。

現在では、薩摩切子は鹿児島県を中心に、多くの職人が技を継承し、
高い芸術性と技術力を持つ工芸品として、世界中で評価されています。
また、日本政府から「伝統的工芸品」に指定されており、その価値が公的にも認められています!

全て手作りのため、世界に一つだけ

薩摩切子の作り方は独特で、熟練した職人の技が必要です。
薩摩切子の制作には非常に高い技術と緻密な作業が求められるため、
職人が長年の経験を積んで独自の技法を磨き上げることが重要です。
そのため、一つ一つの作品には独特の魅力があり、高い芸術性と価値が認められています。
全て同じような商品でも職人の手作りのため、
同じような商品でも微妙に厚さや大きさが違うのも魅力の一つです!

薩摩切子は、その独特の技法と美しい模様、繊細な色彩によって世界中から高い評価を受けている日本の伝統工芸品です。
熟練した職人たちが受け継ぐ技術と日本の美意識が見事に融合し、現代にも息づく芸術品として、人々の心を魅了し続けています。
鹿児島に来た際にはぜひ薩摩切子を見てみてください!



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