2月3日は「節分の日」でしたね。
みなさんは恵方巻きを食べたり、豆まきはしましたか?
鹿児島市の照国神社では、新型コロナの影響で境内の特設舞台からの豆まきは行われていませんでしたが、今年は4年ぶりに復活し、節分祭と豆まき神事を行うことができました。
豆まきは「大豆」派?「落花生」派?
節分の豆まきに使う豆ですが、実は地域で「大豆」と「落花生」で分かれていることをご存知でしょうか?
鹿児島県は「落花生」の地域が多数派!!
鹿児島出身のかごしまぐるりのスタッフの中では落花生が当たり前過ぎて大豆をまく地域があることを知らなかった人も!?
みなさんのお住まいの地域はどちら派ですか?
なぜ「落花生」??
「落花生」派の地域は西日本では鹿児島県、宮崎県。
意外にも、東北地方や北海道でも落花生をまくんだそうです。
鹿児島県は、落花生の生産量が全国第3位になります。
そのため県内で大豆より生産量が多い落花生を使うようになったそうです。
落花生だと豆まきが終わった後、豆の回収がとても楽なので便利ですよね♪
ただ殻ごとまくため鬼役の人が痛い思いをするのが欠点かも…。
他にもさまざまな風習が
他にも県内には、魔よけに効果があるとされている「イワシ」を食べたり、厄年の人が小銭を十字路に置く地域もあるそうです。
私の子供の頃は節分の日の夜に神社に集まり、厄年の人が落花生や小銭、小さなおもちをまき、持ち帰った小銭は家の外に一晩置いてから次の日に駄菓子を買いに行った記憶があります…!!
調べてみたら、お金をまくことで、自分の厄を追い払い、そのお金を拾った人に厄を渡すことができると信じられてきたとのこと。
当時はお小遣いが増えると落花生やおもちは無視して小銭を拾うことに一生懸命だったのですが一緒に厄ももらっていたのですね…笑笑
ちょっとショックです…笑笑
一応、家の中に厄を持ち込まないために外に一日置いていたのですね…。
他県では、豆を緑茶に入れる「福茶」を飲む(群馬県)、「鬼は外、服は内」の後に「ごもっとも」と言う(長野県)など地域ごとに面白い風習がたくさんあるそうです!
まとめ
他にも「かごしまぐるりよみもの」では、鹿児島特有の面白い風習をご紹介しています。
鹿児島県民からしたら当たり前に感じていたことも県外の方から見たらビックリする内容であることも!?
ご一読いただければ幸いです♪
\ おすすめの記事はこちら /