こんにちは!「かごしまぐるり」さつまいも部 部長の鳥越です。

鹿児島県の生産者さんと東京の子どもたちをつなぐ「かごしまぐるり」の食育ワークショップ。
今回は“さつまいも”をテーマに、食べて・植えて・収穫して学ぶ一年間のプロジェクトが行われました。
私も「さつまいも部」として、子どもたちと一緒に一年間“おいも博士”を務めさせていただきました。
■2024年12月「さつまいも食べ比べ会」
最初のワークショップでは、鹿児島県産の焼き芋4品種(あまはづき・べにはるか・シルクスイート・すずほっくり)を食べ比べ!

東京・文京区の学童スクールに、甘い香りがふんわり広がりました。
「この芋、ねっとりしてる!」「皮がパリパリしておいしい!」
子どもたちは目を輝かせながら、それぞれお気に入りの品種を見つけていました。
鹿児島県がさつまいもの生産量が日本一であることや、土づくり・収穫の裏側などを楽しく紹介しました。

生産者さんの写真を見ながら、鹿児島県のさつまいもを身近に感じた子も多かったようです。
自分の好みを知るのは、さつまいもを楽しむ第一歩!
■5月「屋上で苗植えワークショップ」
次のステップは、実際に“自分たちの手で育ててみよう!”というチャレンジ。
都内の学童の屋上に、前回人気だった「べにはるか」の苗を植えました。

「植え方で形が変わるんだよ」と伝えると、みんな真剣なまなざし。
一株ずつ丁寧に植え、植え終えた直後には恵みの雨が降りました。
根がしっかり活着してくれて、タイミングもぴったり。
初めての花壇栽培に、私も子どもたちと一緒にワクワク!
花壇に植えたサツマイモは、真夏に一度枯れてしまいましたが…
先生方が水やりをしてくださり復活!


子どもたちも、度々、成長をスケッチしたり、雑草を抜いたりと、まるで小さな農家さんたちのよう。さつまいもに愛着が湧いていったようです。
おやつには、かごしまぐるり人気商品「蜜滴やきいもジェラート(ケンファーム)」も登場!
「おかわりー!」の声とともに、秋の収穫への期待が高まっていきました。

■10〜11月「収穫体験!」
そして迎えた秋。5月に植えた苗が立派に育ち、ツルが黄金色に変わりはじめた頃、いよいよ収穫です!

「うわー!出てきた!」「おっきいー!」
土の中から現れた大きな“べにはるか”に、みんな大興奮。
花壇でも深くまで根を張り、4人がかりで引き抜いた特大のべにはるかも!

「まだ埋まってるかも!」と、まるで宝探しのように夢中で掘り進める姿が印象的でした。


「本当に育ってたんだ」「自分で植えたお芋を食べてみたい!」
子どもたちの真剣なまなざしと、掘りあげた瞬間の笑顔。
その表情の中に、“食を育てる”という経験の大切さが詰まっていました。
鹿児島の畑と、東京の屋上。
離れた場所でも、“おいも”を通じて心がつながる一年。
子どもたちの中に「鹿児島」という場所と「食を育てる楽しさ」が根付いていくのを感じました。

今回、芋掘りでは子どもたちから感想文も書いてもらいましたのでご紹介します!







これからも、かごしまぐるりでは地域と人を結ぶ“おいしい物語”をお届けしていきます。
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