梅干しや漬物やふりかけに一緒に入っていることが多い「赤紫蘇」
青紫蘇とは違い、赤紫蘇は6月〜7月上旬までしか出回らない食材です。
今回は、そんな「赤紫蘇」についてご紹介します!
何故、梅干しに赤紫蘇を使うの?
梅干しに赤紫蘇を使うのは、赤紫蘇には防腐作用があるためです。
赤紫蘇に含まれている成分であるロズマリン酸というポリフェノール類が、梅干しの保存期間を
延長し、抗酸化作用もあるため、梅干しの健康効果を高める役割も果たしています。
また、赤紫蘇の色素成分であるアントシアニンが梅と化学反応を起こし、
赤く、美味しそうな見た目になります。

ちなみに、梅干しに赤紫蘇を加えて作る国は日本だけであり、同じく梅干しを作っている中国や台湾
では使われていません。
中国から伝えられた梅ですが、日本人の美的感覚なのでしょうか、
昔の人たちは、赤の方が美しく、食欲がそそると考えたのでしょうね!
紫蘇ジュースで暑い夏を乗り越えよう!
鹿児島県は梅雨に入り、これから暑い夏がやってきます、、
そこで、赤紫蘇の入った夏バテ対策にぴったりな“紫蘇ジュース”はいかがでしょうか♪
夏バテ対策意外にも疲れ目、花粉症、美肌、整腸・デトックスなど様々な効能が期待されています!

〜これからの夏バテ対策に!紫蘇ジュースの作り方〜
【材料】(2ℓ分)
赤紫蘇 300g
水 2ℓ
砂糖 350g〜800g
クエン酸 20g(または 酢 2cup)
1.赤紫蘇の葉をしっかり水洗いします。
2.大きめの鍋に水を沸騰させ、赤紫蘇を全部入れます。中火で約15分程煮出しましょう。
3.ザルで液をこし、赤紫蘇を取り出します。
4.砂糖を加えて弱火にかけます。砂糖が完全に溶けたら火を止め、クエン酸(または酢)を加え
よく混ぜると美しい色に変わります。
5.冷ましてから、煮沸消毒した瓶に入れ、密閉して冷蔵庫で保存するのがおすすめです。
以上が紫蘇ジュースの作り方です。
濃縮タイプですので、飲むときは水や炭酸で割ってお飲みください♪
他にも、ヨーグルトやかき氷にかけて食べたり、ゼリーにしたり様々なアレンジができます!
赤紫蘇の爽やかな味と香りを色々な方法でお楽しみください♪
かごしまぐるりでは鹿児島が誇る旬の食材や、加工品
工芸品から観葉植物など様々なものを取り揃えております!
ぜひ一度お立ち寄りください♪