鹿児島名産 幻のスイカ「徳光スイカ」

かごしまの食

「徳光(とっこう)スイカ」は、

生産量の少なさと美味しさから「幻のすいか」と呼ばれています。

鹿児島県指宿市の山川地区は、徳光スイカの主要な産地として広く知られています。

この地区は、指宿市内でも特に自然豊かで、黒潮の影響を受ける温暖な気候が特徴です。



山川の地形と気候が理想的な環境を提供し、

徳光スイカがその特有の甘みと食感を発揮する理由の一つとなっています。

徳光スイカの特徴

水はけの良い土壌を利用して作られたスイカは、

糖度が高くシャキシャキした食感が特長です。

包丁を入れる瞬間にパンッと走る感覚はまるで魔法のようです。

主な収穫地域 山川地区

出荷時期 4月下旬~6月下旬

徳光スイカは育てる手間もかかるため、

昔スイカ農家だった方も他の作物に切り替え

現在では徳光スイカの農家は5軒ほどしかありません。

美味しさとこうした希少性からも「幻のスイカ」と称されています。


サイズは、

大きなものでは上の写真のように12kgの重さになることもあります。

大人が持ってもなかなかの重さ。

山川地区の特色と徳光スイカの栽培

指宿市 山川地区の開聞岳のすそ野にあたる徳光地区一帯には、

豊かな地下水と火山噴出物が厚く堆積しています。



これらを含む土壌は、通気性、透水性に優れ、

施肥量のコントロールが比較的容易で、かつ、保温効果が大きいという特性があります。

これがスイカの生育には最適なんだそう。



地区内の農家は伝統的な栽培技術を駆使し、

夜間の冷え込みを利用してスイカの甘みを引き出すために、適切な水分管理と土壌管理を行っています。

これにより、徳光スイカは他の地域のスイカにはない、

独特のシャキシャキ食感と濃厚な甘みを実現しています。



山川は寒さの害を受けにくい温暖な気候で、

スイカの時期としては早い

4月下旬から6月下旬にかけて最盛期を迎えます。



「西瓜 當邑に出るは、皮薄くして、味甘美なり。藩人山川西瓜と称し、賞味す。」

(三国名勝図会)

という言葉のように

江戸時代、すでに山川のスイカはうまいと評判だったようです。

その美味しさは地域の中でも昔から広く知られており、

スイカ泥棒対策として地域には見張り台も設置される程でした。


中山農園の徳光スイカ

新規就農から4年、夫婦2人で育てています。

中山さんは、本格的に農業をする前、

霧島市の精密金属加工会社でサラリーマン生活を送っていました 。

2人はビニールハウスではなく屋外の露地栽培でスイカを育てており、

さらにシャキッとした食感を楽しんでいただけると思います。



徳光スイカはデリケートで、ちょっと触れただけで割れてしまうため、

露地栽培は本当に難しくも、その美味しさはピカイチです。



中山さんの育てたスイカには上の写真のようなシールが付いています。

ぜひこちらを目印に探してみてください。



2人が愛情込めて育てたスイカはオンラインでもご購入いただけます。

こちらからご覧ください。

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