こんにちは。種子島中央高校ミライデザイン科です。
「かごしまぐるり」のブログで、私たち高校生の目線から、観光スポットやレジャー、グルメなど、種子島の魅力を紹介していく連載企画「タネログ~高校生がつづる島の魅力~」
種子島には多くの自然が残っており、さまざまなアウトドアスポーツを楽しむことができます。
今回は、南種子町茎永で観光ツアーガイドのお店を運営している「BLUEPEACE」を立ち上げた、山下義巳さんにインタビューをおこないました。
そのお話から見えてきたBLUE PEACEの魅力と、初心者から上級者まで楽しめる種子島のアウトドア体験をご紹介します。

BLUE PEACEとは?
BLUEPEACEとは、サーフィンやシーカヤック、シュノーケリングなど、種子島の綺麗な海で体験ができる観光ツアーガイドのお店です。
2012年の4月から営業しており、年間で約1200人のお客さんが訪れます。
特に家族で利用する方が多く、幅広い年齢層に親しまれています。
主なコースは以下の通りです↓
1.シュノーケリング
2.無人島上陸
3.シーカヤック
4.フィッシング
5.体験ダイビング
6.クルージング
7.ボートシュノーケリング
8.マングローブカヤック
9.グラスボート
10.青の洞窟コース
BLUEPEACEさんは、「技術があまり必要ないものは初心者の方でも体験しやすい」とお話ししており、カヤックやシュノーケリングなどが特に人気だそうです。
BLUE PEACEを作ったきっかけ
BLUEPEACEが生まれたきっかけは、代表・山下さんの祖父が種子島で漁業を営んでいたことにあります。
山下さんご自身も漁業を始めようと考えていたそうですが、祖父に反対されたことを機に、
「この自然豊かな種子島で、自分にできることは何か」
と模索し、たどり着いたのがBLUEPEACEの立ち上げでした。
その後、沖縄県の石垣島で十年間修行を積み、種子島に戻って開業。
訪れる観光客に種子島の自然の魅力を伝えています。
ちなみに、山下さんによると、石垣島と種子島の海はほとんど変わらないほど美しく、その透明度や美しさに感動したそうです。

初心者向けの人気コース
初心者でもやりやすいのは「シーカヤック」と「シュノーケリング」です。
シーカヤック

シーカヤックは種子島の海を全体的に見ることができ、景色がすごく綺麗です。
また、洞窟もあるので、中をくぐるときのワクワク感も楽しめます!
マングローブカヤック

マングローブ林の中を静かに進むコースで、海とは違う探検気分が味わえます。
木々の間を抜ける景色が新鮮で、ゆったり自然を楽しめる人気体験です。
シュノーケリング

種子島の珊瑚礁に住む熱帯魚やウミガメ、サンゴなどを見ることができます。
魚と触れ合う機会は滅多にないので、ぜひ体験してみてください。
上級者向けのアウトドアスポーツ
技術を必要とするものとしては、釣りやサーフィンがあります。
釣り:西之表港、犬城海岸、島間港など
サーフィン:鉄浜海岸、ホテルコスモリゾート前の海岸、竹崎など


種子島は県内外からサーファーが訪れる人気スポットです。
環境保護への取り組み
BLUEPEACEでは、自分たちがよく入る海を夏前などに定期的に掃除したり、マングローブにゴミがあれば常に拾ったりして、自然保護の活動を続けているそうです。
最後に
種子島のように、豊かな自然がそのままの姿で残っている島は、全国的にも少なくなってきています。
海の透明度や生き物の多さ、そして島全体に広がる穏やかな雰囲気は、まさにここならではの魅力です。
そんな環境の中で、シュノーケリングやシーカヤックなどの海のアクティビティを体験できることは、とても貴重なことだと思います。
自然に触れながら楽しむ時間は、きっと忘れられない思い出になるはずです。
ぜひ「BLUE PEACE」を通して、種子島の美しさや奥深い魅力をたくさん感じてみてください!
種子島中央高校ミライデザイン科のご紹介!

ミライデザイン科は、令和6年に開設した新学科で、デザイン思考とデジタル技術を両輪に、地域と未来をつなぐデジタル人材を目指して、日々チャレンジしています。
デザイン思考…人に共感し、本質的な課題を見つけ、創造的に解決する方法です。
デジタル技術…AIやVRなどの先端技術を実践的に学び、地域や社会の課題を解決できる力を持った人材を育てます。
※2025年10月10日公開の映画『秒速5センチメートル』では、本校がロケ地として登場します。


