こんにちは!かごしまぐるりスタッフの森です!
6月1日に朝5時半に家を出発し、霧島市方面へと登山に行ってきました。
今回登ったのは高千穂峰(たかちほのみね)。
宮崎県と鹿児島県の県境に位置する火山。
標高は1,574 mで、霧島連峰の第二峰。日本二百名山の一つとされています。
霧島錦江湾国立公園にも指定されています。
またこの山は日本神話・天孫降臨の伝説が残る場所としても有名。
山頂にある青銅製の天逆鉾(あまのさかほこ)が、
霧島東神社の御神体として崇められておりパワースポットとしても人気な場所なのだそうです。
さらに言えば坂本龍馬が妻のお龍と新婚旅行で訪れたことでも知られています。
高千穂峰はトレイルランをしている友人からすると往復3時間ほどの道のり。
結果から言えば、私は5時間ほどかかりました。
今回はそんな登山初心者の私による高千穂峰登山レポをお伝えします。
登山スタート!
朝7時半に歩き始めました。
朝陽と共に出迎えてくれたのは1つ目の鳥居。
無事を願ってお参りです。

清々しい朝だな~。
雨がやんだ直後だったので少ししっとりとした赤土の道を行きます。
新緑が気持ち良い。

しばらく行くとゴツゴツした岩場になりました。
手袋を持ってこなかったことを後悔していたら友人が貸してくれて助かった。

一気に冒険感が増してきましたね。
必死に岩をアスレチック気分で登っていて、ふと振り返ると
ずいぶん高いところまでやってきたことに気が付きました。
気持ちが良いけれど、
ちょっと高所特有のヒヤッと感を感じました。

「馬の背越え」と「御鉢」に着いた!
ここらでちょっと小休止♪といった具合のタイミングで「馬の背越え」が現れました。
山の尾根の部分ですね。確かに馬の背中のようなスーッと一本筋の通った道です。
しばらく比較的平らな道が続きます。

馬の背の右手には御鉢(おはち)が広がります。
直径約600メートル、深さ約200メートルの円形火口で
すり鉢のような形に思わず吸い込まれそうな感覚になります。

標識を見ると上までやってきたな、と実感しますね。

必死に登っていたから気づかなかったもののこうして写真で見ると結構傾斜がありますね。

振り返る度にどんどん雲が近くなり、爽やかな緑の景色が心を癒します。

ミヤマキリシマが満開!
馬の背を越えてまたしばらく登ると辺り一面ピンクのお花が広がっていました。
ミヤマキリシマというのは
九州の高い山で見ることができるツツジの一種。

思わず足を止めて友人と写真撮影タイム。

初夏の風景って感じがします。
鮮やかなピンクに励まされます。

比較的小ぶりなお花が可愛らしいです。
ミヤマキリシマの近くには次なる鳥居が。

ここまで無事に来ていることに感謝しながらお参りしました。
きれいな青空!
頂上に到着!
お腹がすいてきたころに頂上に到着しました!

青銅製の天逆鉾と鳥居が私たちを出迎えてくれました。

やっぱり頂上の景色は良いな~!
汗ばんだ身体に爽やかな初夏の風が吹き抜けていきます。
登山の楽しみ ごはんの時間!
しばらく景色を楽しんだらお待ちかねのご飯です。

ソーセージを焼いて、
持参したカップヌードル トムヤムクン味の上へ乗せます。

運動後の身体に塩分が沁みます。
友人が食後にデザート?を準備してくれていました。
ランチパックのピーナッツバター味をフライパンで焼いた一品。

外はカリッと、中はトロッとしていて最高のコーヒーのお供でした。
お腹も満たされ、横になりました。
頂上で昼寝ってサイコ~!

頂上での時間を満喫しました。
そして下山してゆく……
帰りはあっという間、のはずが少し困ったことが起きました。
傾斜と小石があいまってすごい滑る!
トレッキングポールも持っていない!
いっぱい尻もちついちゃいました。

これはトレッキングポール持ってくればよかった~の表情。
本来は登山口でトレッキングポールも貸し出してもらえるそう。
次は必ず持っていこうと心に決めました。
大人になって転ぶことってあまりないので正直ちょっと楽しかったです。
そんなこんなで大きなケガもなく無事下山いたしました。
登山のご褒美
山登りの帰りに立ち寄ったのは霧島神宮近くのカフェ「霧花」。
地元のさつまいもを使ったモンブランをソフトクリームの上にたっぷりかけた逸品です。

疲れた身体にこの冷たい甘さが最高のご褒美となりました。
おわりに
今回半年ぶりの登山でしたがやっぱり楽しかったですね。
登ることに集中して変わっていく景色を楽しむ。
友人が「登山って人生だよね」って話していて、
その時は笑ってしまったものの、なんかその感覚分かるかも。
良い気分転換になったのでまた行こ~。
皆さんもぜひ!