こんにちは。種子島中央高校ミライデザイン科です。
「かごしまぐるり」のブログで、私たち高校生の目線から、
観光スポットやレジャー、グルメなど、種子島の魅力を紹介していく連載企画「タネログ~高校生がつづる島の魅力~」
今回は、宇宙と種子島の大自然が融合した芸術祭をご紹介します!
宇宙芸術祭とは、JAXA種子島宇宙センターがある南種子町を舞台に、宇宙と種子島の大自然が融合したアート作品を展開する芸術祭です。科学技術と文化・芸術を融合させ、既成概念にとらわれない発想を促す場を提供し、宇宙を身近に感じ、未来への期待を抱かせることを目指しています。

〜2025年11月開催の宇宙芸術祭の内容〜
テーマ「予感」のもと、国内外22組のアーティストが集結しました。
・スーパープラネタリウム「星の洞窟」
大平貴之氏(MEGASTAR-II)が、海蝕洞窟「千座の岩屋」に1000万個の星を投影。波音とともに宇宙を感じる唯一無二の体験となりました。
・ナイトアートツアー「Art and Audio」
千田泰広氏による光の作品群を、高品質な音響と共に巡る没入型ツアー。夜の宇宙センターに新たな息吹を吹き込みました。
・衛星データアート「たねがしまの流れ星」
JAXAの地球観測衛星「だいち」2号・4号のデータを活用。宇宙からの視点を「流れ星」として映像化し、科学と芸術を融合させました。
・スペシャルステージ
宇宙科学公園にて、現代サーカスや音楽ライブ、さらには宇宙建築の専門家によるトークなど、多彩な表現が繰り広げられました。
〜種子島中央高校ミライデザイン科も初出展!


ミライデザイン科は、芸術祭のテーマである「未知との出会い」を自分たちで探求し、「2050年 私たちの未来のライフスタイル展」を出展しました。
私たちは2050年の未来社会を予測し、「社会のため、誰かのためになるモノやサービス」を提案する4つの会社をチームで起業。それぞれの役割を設定し、未来のある一日の出来事を想像するシナリオライティングや、イメージを実体化させる展示制作に挑みました。
・独創的な未来のサービス
南極の氷を運び全世界に安全な水を届ける「Mizuken Company」や、月のクレーターを利用した『逆バンジー』で宇宙旅行を楽しむ「宙旅 -soratabi-」。
また、短時間で深い休息を得るための睡眠カプセル「ねむりの森」や、一滴で理想の肌を実現する美容液「Avenir Beaute」など、多角的な視点で未来を描きました。


・制作のこだわりと工夫
単なる説明パネルにとどまらず、ブロックや粘土、モールなど身近な素材を用いた立体模型(プロトタイプ)を制作しました。
模型の中に「ドーム型にこだわったのは、かっこよさと安心感を両立させるため」といった利用者のセリフを添えることで、見る人が2050年の生活を肌で感じられるような臨場感を演出しました。
チーム内では、未来の課題解決とワクワクする体験をどう両立させるか、何度も議論を重ねたことが大きな学びとなりました。

~今後の取組~
ミライデザイン科の特色をさらに活かし、プロジェクションマッピングなどのデジタル技術を用いた「動き」と「キラキラ」を加え、見る人がその世界に入り込めるような作品を制作したいです。
例えば、今回制作した「宙旅」の月面逆バンジーを大迫力の映像で再現したり「ねむりの森」の睡眠カプセル内を幻想的な光で包み込んだり。
来場者がより没入できる作品を目指して、以下のような課題の解決に取り組んでいきます。
・映像制作ソフトの習得、模型の形に合わせてピタッと映像を映し出す「プロジェクションマッピング」の技術、機材の扱い方をマスターすること。
・「自分たちが何をしたいか」を運営スタッフの方々に正確に伝え、安全管理や観客の誘導など、イベントを一緒に作り上げる「伝える力」を磨いていきたいです。
今回の出展で得た手応えを糧に、来年はより多くの人に宇宙とアートの融合による「未来の可能性」を届けられるよう、表現の幅を広げていきたいです。
次回の宇宙芸術祭も、どうぞご期待ください!
種子島中央高校ミライデザイン科のご紹介!

ミライデザイン科は、令和6年に開設した新学科で、デザイン思考とデジタル技術を両輪に、地域と未来をつなぐデジタル人材を目指して、日々チャレンジしています。
デザイン思考…人に共感し、本質的な課題を見つけ、創造的に解決する方法です。
デジタル技術…AIやVRなどの先端技術を実践的に学び、地域や社会の課題を解決できる力を持った人材を育てます。
※2025年10月10日公開の映画『秒速5センチメートル』では、本校がロケ地として登場します。


