さつま若しゃも,さつま地鶏,そして黒さつま鶏。3ブランドの種鶏にあたるのが,鹿児島で古くから愛されてきた「薩摩鶏」です。日本三大地鶏のひとつといわれており,天然記念物でもある「薩摩鶏」の歴史は,およそ800年前の薩摩藩祖・島津忠久の時代にさかのぼると言われます。足が長く,尾羽は長く美しい。鋭い眼光を持ち,気性が激しいことから,観賞用だけでなく闘鶏用にも飼育されていました。 この「薩摩鶏」は,日本三大地鶏と言われるだけあって,その美味しさにも定評があり,「かごしま地鶏」の種鶏として,畜産試験場で維持・改良を続けています。