＜森の蔵農園＞のご紹介｜かごしまぐるり

森の蔵農園

鹿児島県日置郡市来町（現いちき串木野市）の大里地区は山と海と気候に恵まれ、みかんの栽培に適した自然豊かな場所です。樹の生命力を最大に引き出すこだわりの土づくりと堆肥や藁（わら）を濾す込む昔ながらの方法で育てた、安心安全の商品をお届けします。　森の蔵農園の柑橘は、除草剤・防腐剤不使用、減農薬、ノーワックスなので皮までまるごと美味しくご使用いただけます。

みかん嫌いだった高橋さやかさんは、地元を離れて初めて我が家のみかんの美味しさに気付きました。4人の子育てをしながら、親のみかん作りの手伝いをするつもりで関わっていましたが、今では自然の恩恵をいっぱいに受けて育ったみかんたちは大きさも色もそれぞれ同じものが一つもなく、まるで我が子のように向き合っています。

実っているみかんは我が子のように愛おしい存在。それぞれの個性を生かし、この子たちが一番輝く姿で送り出すのが私の役目です。ひとくち食べたら思わず笑顔に。日々の暮らしの中にほっと和む時間をお届けします。みかんの生育に合わせた手入れを行い、樹が元気だと、みかんが自ら艶を出してくれるようになります。一玉一玉チェックと手拭きを行って箱詰め。みかんを通してご注文いただいた方の想いが発送先のお客様にしっかりと届くよう丁寧に栽培から発送作業まで行っています。　

大里みかんの特徴は甘みと酸味、そして奥深いコクのあるのが特徴です。甘み・酸味・コクのバランスが良いので、お客様には「みかんらしいみかん」「次に手が伸びるみかん」と言っていただいております。戦後、開墾団の一員だった祖父、森蔵（もりぞう）は山を削り、石を積み、石垣の段々畑を作り自然災害にも屈せず、長い期間をかけて美味しいみかん作りを追求し続けていました。祖父の想いを引き継ぎ、今の私たちにできることに最善を尽くしながら、皆様に美味しいみかんをお届けできるよう、これからも邁進してまいります。

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