鹿児島県の大隅半島佐多岬南南西約60kmの海上に位置する島で、鹿児島県の島としては奄美大島に次いで2番目の大きさを誇ります。
「1か月に35日雨が降る」と言われる水の島「屋久島」。屋久島町は、1993年に世界自然遺産、2005年にラムサール条約登録湿地、2016年にユネスコエコパークとして認定されるなど、豊かな自然環境を持つユネスコ3冠の町です。
樹齢数千年の屋久杉をはじめとする特殊な森林植生や、亜熱帯から冷温帯に及ぶ植生の垂直分布など、屋久島 の貴重な自然環境・自然資源が世界的な評価を受け、我が国で最初の世界自然遺産に登録されました。気象は多量な雨が特徴的で、年間平均降水量は平地で約4,500ｍｍ（山間部は8,000～10,000ｍｍ）と、日本の年間平均降水量の２倍をはるかに 超える量で、その半分近くが５月から８月に集中します。
樹齢1000年を超える屋久杉、ジブリ映画『もののけ姫』のような白谷雲水峡、滝の落差は約60メートルもある屋久島を代表する滝の一つ千尋の滝、ウミガメに出会えるビーチなど大自然を満喫できます。