イズミダ
仕入れから加工まで一貫して自分たちで行い、一つ一つこだわって作った干物は、普段魚を食べない方々にも是非召し上がっていただきたい一品です。
"魚本来の味を楽しんでもらえるよう、
一般的な干物に比べて塩分濃度をかなり抑えて製造しております。
まず、市場から買ってきた魚をまだ新しいうちに干物にします。
魚の状態の見極めが仕上がりに差を生みすため、干物加工に適した状態を見極め、
合わせて脂の乗り具合も把握し、塩分濃度や漬け時間を調節します。
開いた魚は塩水にて、一匹一匹、血合いを丁寧に取ります。
その後、塩と酒をいれた塩水に漬けます。
酒は鹿児島に古くから伝わる非加熱処理の酒、
灰持酒(あくもちざけ)を使用。
素材本来の良さを生かす為、余計な添加物は一切入れません。
1%の塩分濃度の差で、仕上がりに大きな差が出るため、
漬ける時間、塩分濃度は何度も試行錯誤して得られた最適なデータをもとに、
魚の種類、状態によって微調整を行います。
塩水に漬けた後は、熟成乾燥庫にて一晩乾燥をかけます。
通常の乾燥方法とは異なる温風を当てる方法で、
酵素の働きにより旨味成分が増します。
乾燥時間や最適温度は何度も試行錯誤を行った結果、
たどり着いたやり方です。
出来上がった干物は丁寧に一枚一枚骨切りし、
真空包装、急速冷凍を行います。
それにより、出来立ての美味しさをそのままに、
皆様の食卓にお届けすることができます。