むじゃき

むじゃき
鹿児島の皆さまに愛され続けてきた“白くま”を、全国の皆さまにも味わっていただきたい――そんな想いで、一つひとつ丁寧にお届けしています。
鹿児島の夏に欠かせない名物氷菓「白熊(しろくま)」。
見た目の愛らしさと口の中でふわりとほどける氷、やさしく広がるミルクの甘みで長年にわたり多くの人々に親しまれてきました。

この味が生まれたのが、鹿児島市天文館にある「天文館むじゃき」です。



昭和24年(1949年)、戦後まもない混乱の時代。
「天文館むじゃき」の創業者である久保武さん、ヨシ子さん夫妻が暑さに疲れた常連のお客様のために考案しました。



何度も試作を重ね、後味のさっぱりとした独自のミルクシロップ=「白蜜」が完成。
さらに彩りを加えるため、サイコロ状にカットした果物や十六寸豆、アンゼリカやチェリー、干しぶどうをトッピングして、現在の「白熊」の原型が誕生しました。
出来上がった見た目は、上から見るとまるで“白熊の顔”のよう。



以来「白熊」の名で親しまれ、鹿児島の夏の風物詩として確かな存在感を築いてきました。

「たった一杯のかき氷で、誰かを笑顔にできたら」
そんな想いから生まれた白熊は、家庭でも気軽に楽しめるスイーツとして広まりつつあります。

職人たちが手作業で仕上げるふわふわの氷。
気温や湿度にあわせて刃を微調整し、耳を澄ませて氷を削る“擦り手”の技。



手首を返すようにしてかける白蜜とミルク、季節の果物。
どこをすくっても美味しいように、一杯一杯丁寧に仕上げられています。

三世代で訪れるご家族や「昔食べた味をもう一度」とリピーターも多く、白熊は人と人との思い出を結ぶ存在として、今も愛され続けています。

白熊に込められているのは、鹿児島の自然が育む涼しさと、家族のようなあたたかさ、そして70年以上続く物語。
一口頬張れば、そのやさしさが、きっとあなたの心にもふんわり届くはずです。

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