南大隅町には九州本島最南端で、大隅海峡を流れる黒潮の影響もあるため、高温多湿の気候条件にあり、亜熱帯性の植物も多数みられます。東部から半島の中央部にかけて肝属山地が広がり、平地は錦江湾側に多少残されています。
河川としては、雄川があります。錦江湾を見下ろす高地にある野尻野地区、大中尾地区では自然の風を利用した風力発電による電力供給がなされています。
観光名所として知られる日本最古の灯台の1つ「佐多岬灯台」は、佐多岬を大パノラマで一望できます。 左に太平洋、右に東シナ海、右後ろに錦江湾と海に面し、天候が良い日には種子島、屋久島、硫黄島など見ることができます。 コバルトブルーの海と亜熱帯植物に囲まれた自然が心を癒します。