この月日貝は江口漁業協同組合や日置市にとって、経済的にも地域社会的にも、
とても大切な水産物である一方、その漁獲量はピーク時の約51%まで減少しています。
江口漁業協同組合では昔から真鯛やシラスを主に漁獲してきましたが、
真鯛の漁獲量もピーク時の約60%まで減少、
特にシラスはピーク時の約5%まで漁獲量は激減しています。
真鯛やシラスに比べて単価の高い月日貝は、地域や漁協の存続がかかっている
守るべき水産物なのです。
そこで地域の若手漁師たちが立ちあがり、
「吹上浜の未来を考える漁業者たち」として地域と漁業のサステナビリティのために活動をしています。
これまで漁協では自主的に禁漁期や、
操業時間・水揚げ量・サイズにルールをもうけるなどしていますが、
漁業者にはまだまだできることがある。
そして、自分たちが水揚げする魚介を、
自信と責任をもって消費者にお届けしたいと思って活動しています。
海、海の生物、吹上浜、漁業に興味がある方は漁業体験ご相談ください!