それ以前は、
親戚の減農薬玄米を使って玄米コーヒーを作っていましたが、
このご縁から、
希少な有機JAS認定の玄米を分けていただけるようになりました。
玄米珈琲を作ろうと思ったきっかけは、
姉と父親はアレルギー体質でひどいアトピーで、
姉の子どもたち3人もアトピーで身体を掻きむしって血まみれになり、
とても困っていたことが始まりです。
家族みんなで食の改善を行う中で、
私たちが一緒に安心・安全に楽しむことができるお茶を作りたいと思うようになりました。
2010年から玄米珈琲(焙煎玄米茶)を作り始めましたが、
最初は親戚の減農薬玄米を原料として焙煎していました。
2016年の2月からは有機玄米に切り替えています。
有機JAS認定の玄米は大変希少なもので、
既に販路が決まっている玄米をまさか自分に譲って頂けるものとは思っていませんでした。
なので、とても有り難く使わせて頂いています。
農薬を使わない、玄米を丸ごと炒って粉にした玄米珈琲は、
玄米をそのまま食べるよりも消化吸収がよく、誰もが安心して飲めるものです。
できるだけ沢山の人に飲んでもらいたいので、価格も手に取りやすいように努力しています。
玄米珈琲には、
1杯ずつ手軽に飲めるティーバッグタイプ、
粉末状でお湯にそのまま溶かして飲めるパウダータイプ、
アイスクリームやケーキ、焼き芋などのトッピングにおすすめの、
粗挽きパウダー状の「カリカリほろにがロースト玄米」があります。
薄めに淹れればお茶のように、
濃いめに入れて冷やしたものを炭酸で割るとビール風に、
とお好みに応じて楽しめる玄米珈琲。
数年前から渡米し、
鹿屋の農業発展のために鹿屋市の特産品である「かのや深むし茶」のPRもしています。
お米で作るヘルシーなオーガニック玄米珈琲はアメリカでも愛されるのではないかと感じています。
既に、
ニューヨークで日本の食品やグローサリーを販売する「Katagiri Japanese Grocery」の店頭では、この玄米珈琲が並んでいます。
「roasted brown rice coffee (焙煎玄米珈琲)」として
鹿児島から世界にお届けすべく奮闘中です!
この仕事は、
『お茶を飲むことで味わえる小さな幸せな瞬間』に携わり、
喜びの声を聴くことができる仕事だと感じています。
それは私にとってとても誇りで、幸せなことだと思います。
これからも地元はもちろん、海外展開も踏まえて
お客様の声を形にしたより良い商品作りをしていきたいです。
私は子どもを育てる一人の父親でもあります。
未来を担う子どもたちのためにも、
安心で安全、健康によく美味しいものを作っていかねば、と使命感を感じています。
どうぞよろしくお願いいたします。