日本にもたらされた当初は、「琉球いも」や「唐いも」と呼ばれていましたが、青木昆陽の進言により江戸幕府が薩摩藩より献上させて、全国に拡げたため、「薩摩のいも」つまり「さつまいも」と呼ばれるようになりました。水はけがよく、ミネラルを豊富に含んだ土壌で育てられた鹿児島のさつまいもは甘みが強く、全国でも大人気の鹿児島特産品です。鹿児島では様々な品種が栽培されていて、蜜のようにとろけるねっとり系さつまいもや、栗のような食感がおいしいほくほく系、人参代わりに使える奥ゆかしい甘さのものなど、さつまいも一つでも個性豊か。また、鮮やかな黄色や紫色が食卓を明るく彩ってくれます。