『薩摩・日向・肥後の境をなす三州の渓谷に高々とそびえる大欅 古来より人々に崇められてきた愛樹である』と説明板に書かれています。
森の巨人たち100選にも選ばれています。 そんな三州谷の大ケヤキが倒れているのが発見されたのは平成23年8月のことでした。
それまで、大口市(現伊佐市)は、大口青木間根ヶ平の国道447号線近くにそびえ立つこの大ケヤキがどんどん弱っていく姿に心を痛めいろいろ手を尽くしていました。
しかし、この大ケヤキは国有林内に生えておりましたので北薩森林管理署の管轄となり、撤去作業は弊社が請負うこととなりました。
このケヤキは大木だったため、クレーンや重機・トラック・チェンソーなど普段使わないような大きさの物を使い数日かけての作業でした。
大木の中は、大きな空洞になっていました。 大きな部分は銘木市に運ばれて行きました。 その他の切り株や枝、切り落とされた部分などが分けられて弊社も一部を所有する事となりました。
弊社現社長が、鹿児島県林業研究グループ連絡協議会の役員をしていた関係で 木工ろくろで製作活動をしている串木野愛林会さんに相談し、湯呑・ぐい吞み・楊枝立てを製作していただきました。
そして、説明板に書かれている『愛樹』を商品名にしました。
伊佐愛林は鹿児島の最北の町「伊佐市」で先人たちが作った美しい山々を受け継ぎ、守り、育てる会社です。森林に係る全ての事業に対応いたします。