生産者の苦労や食材への情熱を直接消費者に伝えたいという想いから、かごしまぐるりがはじまりました。
生産者が自らの作った食材を適正な価格で直接消費者に販売できる場を提供し、
消費者は生産背景やストーリーを知ることができるようになりました。
この仕組みは、地域の農業を支援し、食の安全性や信頼性を高めることを目的としています。
自然豊かで、美味しい食べ物がたくさんある鹿児島からこだわりの逸品と
生産者のみなさんのこだわりや想いをお届けしたい!という日々の中で、
時々出会う「規格外」の農作物。
傷や大きさの不揃いなどで販売されず廃棄されてしまうことが多いです。
生産者のみなさんが一つ一つ愛情込めて育てた大事な野菜や果物が
味は同じなのに見た目が違うだけで、お客様へお届けできない。
「もったいない」を減らしたいという想いから、規格外野菜の販売をはじめました。
規格外とは?
野菜には市場で定められた「規格」というものがあります。
大きさはS・M・L、色や形など品質はA・B・Cなど(優・良・並)で振分けられています。
規格外野菜は、傷がついたり、大きさが不揃い、曲がっている
などの理由で定められた規格にあてはまらない野菜のことを指します。
野菜に規格を設ける理由とは?
スーパーの野菜コーナーに行けば、どれも形、大きさ、長さが整った同じものが並んでいます。
大きさや形が揃ったものばかり。
ですが、味についての説明や野菜への想いまでは、ふつう表示されていません。
野菜の規格化は、野菜のサイズを統一化する事で流通の際、段ボールへの箱詰めを効率化する事ができ、同じ大きさにすることで販売金額も統一出来るなどのメリットがあります。
このような規格を設ける事で我々がスーパーや販売店で同じ野菜を低価格で購入出来る仕組みに繋がっています。
しかし、この規格が厳しいがために、一般市場に出回らない規格外野菜が、
生産者から出荷されるものの20〜30%を占めるという現状を生んでしまっています。
規格外ってどのくらいの割合?
その年の天候等によって販売出来る野菜と規格外野菜の割合は変わりますが、
農林水産省の調査によると2020年は収穫された野菜の約14%が規格外品となっています。
海外では、すでに数多くの規格外野菜を販売するサービスが登場していますが、
日本ではまだまだ規格外野菜に関しての認知が少なく、そもそも規格外野菜を購入する場所やサービスが少ない現状があります。
内薗ファームの規格外オクラ。
形は通常のものとは異なっても美味しいんです。
新鮮な野菜を生産し、より多くの皆様に健康的で美味しい食材を提供できるよう頑張っています。
指宿のオクラの美味しさを是非お楽しみください。
祖父の代から続く畑で、特産のオクラなどを栽培しています。
規格外の野菜の販路拡大や地元のPRにつなげるため、農業の魅力発信なども頑張っています!
送料込